ARF
ARF
IRT Tour
The Ladies Professional Racquetball Tour (LPRT)
KRF
ASP

沿革(詳細)

詳細1

 ジュニア派遣について、日本ラケットボール協会JARAとの間に、以下のような問題が発生した。当初、IRFよりIRTジャパンへもジュニア派遣の打診があり、IRTジャパンではそれを承諾したが、アマチュア主体の組織ではないことから、国内の窓口となるJARAを通して準備を進めることに決定した。それはあくまで大変な準備と思われるジュニアの海外参戦をJARAに任せる意味ではなく、国内のアマチュアを代表する組織を通すことで双方の大義名分を平行に保てると判断したからであった。しかしIRFとJARAとのやり取りでは「JARAがジュニアを派遣する」とIRFに連絡していたことでIRFからIRTジャパンに本当にJARAがジュニアを派遣できるのかと確認が入った。ここからJARAの組織としての対応が問われる状況が生まれた。実際にJARAにジュニアを派遣する能力があるのならば、最初から世界のアマチュア連盟を管理するIRFがわざわざIRTジャパンに打診をすることはなかったと判断する。そしてIRTジャパンではアマチュア主体の活動団体ではないことから組織間の摩擦を避けるために、JARAにジュニア選手海外派遣について説明を入れ窓口として通す形とした、しかしそれをJARAでは自らがジュニアを派遣するとIRFに連絡を入れていた。その連絡をIRFより受けたIRTジャパンでは冷静に役員で話し合いを進め、それならばアマチュア主体のJARAに「全てを一任する」ことを決定し、未成年のジュニア海外派遣についての「責任」を明確にするためにJARAに質問事項(渡米手配・監督、通訳手配・ウェア作成・保険・準備等を誰が行うか?また何処までサポートできるのか?等)を送った、しかし一切の返事は無く、結果IRTジャパンが責任もってサポートする形になった。日本人ジュニア初めての世界大会参戦は各国役員の方々からのサポートもあり成功に終わった。しかしその後、JARAの理事長は「JARAがジュニア派遣を行ったが、IRTジャパンに邪魔をされた/略文」と7ヶ月後のアジアオープン時のアジア連盟会議(韓国)で話された。(※アジアオープン会議 詳細2 に続く)このような「言行不一致」なケースはこれまで幾度か起こっていた。

あくまで「JARA内部の問題」として、IRTジャパンでは行動の真実を明確にするだけであった。

詳細2

 (詳細1より続く) アジア連盟会議でJARA理事長より、ジュニア世界大会派遣について以下の内容が述べられた、「ARFがIRTジャパンのような組織をアジア連盟に加えることは最大の間違えだ」「JARAは世界ジュニア派遣もちゃんとやってきた、JARAではIRTジャパンの質問にも適切に応え、ユニフォームも提供し、ジュニア派遣に備えていたが、それをIRTジャパンが横から邪魔をし、ユニフォームも返品してきた」と会議の席で述べた、それに対してIRTジャパン役員3名は事実とは全く異なる内容に驚きはしたが、以下の返答をした、まずはジュニア派遣については、主催者のIRFよりIRTジャパンにも打診があり、アジア活性化のためにはこの時期に日本よりジュニアを派遣することが適切であり、海外の活動を活発に行うIRTジャパンにもジュニア選手派遣を嘆願してきたことを説明した、IRTジャパンではIRFからの内容を重く捉えて、緊急会議の末に承諾し、まずはアマチュアの国内窓口であるJARAに筋を通す意味を込めて連絡を入れたが、JARAはそれに対して、IRTジャパンより先にIRFへ「JARAが日本よりジュニア選手を派遣する」と連絡を入れていたので、その内容を知ったIRTジャパンでは、それであるならば、そのようにしてもらうためにも未成年選手派遣について重要な「責任」の所在を明確にするため、質問事項(詳細1に記載)をJARAに送ったが、返答は一切無く、結果はIRTジャパンの管轄下で選手が派遣されたことを説明した。JARA理事長が問題に上げたジュニアに提供したユニフォームをIRTジャパンが返品したことについては、ジュニア選手が大会終了してからIRTジャパン事務局に届いたので、選手のサポートを行ったIRTジャパンとしては選手派遣の際に最も重要な「責任」についての質問事項を無視され、試合終了後に届いたユニフォームを素直に受け取ることはできず、返品するに至った経緯を説明した、それについてJARA理事長は「それは知らなかった」と述べた、このような「言行不一致」な出来事がJARAと関わることで過去に学生連盟の件、アジア選手権等のやり取りで何度か起こっていたことを伝えた、アマチュアを代表する組織が情報操作、謝った情報の流出になることは「JARA内部の問題」であり、今後は改善して欲しいと理事長に直訴した。

 ジュニア世界大会選手派遣の手配・サポートの一切は、選手家族とIRTジャパンであることはアジア連盟会議の場で公表された。

 「ARFがIRTジャパンのような組織をアジア連盟に加えることは最大の間違えだ」の言動に対しては、IRTジャパンとしては何も求めるには至っていない 。

(更新:2012年04月25日)