今年もチョコ募金の季節です！
今年の「チョコ募金」は、イラクと福島の子どもたちを支援するための募金です。
IRTジャパンでは2008年よりJIM-NET（日本イラク医療支援ネットワーク）に協力し、白血病に苦しむイラクの子どもたちへの支援として、ジャパン国際に於ける絵画展の開催やチョコ募金などを行っています。
このチョコ募金はイラクの子どもたちに薬を届けるための募金で、 募金してくださった方には、カードつき缶入りチョコをプレゼント!という仕組みです。
IRTジャパンの会員及び関係者の皆様にはもうすっかりお馴染みで、毎年心待ちにしていてたくさんお買い上げ下さる常連さんも大勢いらっしゃいます。
今年は日本で大震災があり、放射能の問題は他人事ではなく特に福島の人々を悲惨な状態に陥れていますが、JIM-NETでは震災後精力的に被災地、特に福島の支援にあたっていて、現在でも変わらずに支援を続けていらっしゃいます。
そこで、今回のチョコ募金は、
JIM-NETのチョコ１缶500円から300円がイラクへ
→ 小児がんの子どもたちの医療支援に
50円が福島へ
→ 子どもたちを放射能からまもる活動に
あてることになっています。
募金してくださった方には、カードつき缶入りチョコをプレゼント! チョコレートは北海道の六花亭のハート型のチョコが１缶に10粒入っていて、味は、ミルク、モカ、ホワイトの３種類。パッケージには、イラクの少女ハウラが日本のために描いてくれた絵を使っています。日本の震災の話を聞いたハウラの「お花で日本を元気にしたい」という強い気持ちが込められています。
バレンタインはもちろん、それ以外にもちょっとしたプレゼントやご自分用にも、是非ご利用頂きたいと思います。ご興味のある方、少しだけど買ってみようかなと思う方、ぜひ事務局までご連絡下さい。ご注文は1缶500円からOKです。事務局の方で注文をとりまとめて一括して購入し、お手元にお届けします。
皆さまの温かいお気持ちを今年もお待ちしています！
お申し込みは、office@irt-jp.comまでメールで、「チョコ希望」「希望の個数」「送り先住所」「連絡先電話番号」「氏名」を明記してお願いします。チョコのお届は年があけてからとなりますのでご了承ください。
IRTジャパン 事務局 山内
絵を描いてくれたイラクの少女ハウラのストーリー
ハウラは、イラクのサマワ出身の女の子で、現在15歳です。2005年に白血病になってしまい治療が必要でしたが、サマワからバスラの病院までは300kmもあり、遠路の通院は病気の身には大変厳しいものでした。
しかし、JIM-NETが交通費を負担してサポートし、彼女は頑張って治療を続けた甲斐あって無事に治療を終え、元気になることができました。
3年間学校に通えませんでしたが、この秋からようやく中学校に進学できるらしく今はとても嬉しそうにしています。その彼女が、病院の院内学級で描き続けてきた花の絵は、ユニークな感性が発揮された素晴らしいもので、これまでもチョコのパッケージやポストカードに採用してきました。
絵本「ハウラの赤い花」として出版もされ、北川景子主演の映画「瞬き」でも劇中に登場します。今治タオルとコラボして制作されたストールやハンカチの図案も彼女の絵です。
日本の震災の話を聞いたハウラから日本の皆さんへのメッセージです。
イラクからみなさんへ
私は、地震の話を聞いて日本の皆さんのことが、とても心配になりました。 早く良くなるように祈っています。 皆さんのことを想って、たくさん「赤い花」の絵を描きます。皆さんに赤い花を届けたい。私の心はいつも日本の友達の皆さんとともにあります。
ハウラ・ジャマル（15歳）イラク・サマーワ出身
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