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イベントレポート

「IRTジャパン・チームトーナメント」レポート

掲載:2012年12月20日

2012年11月3日~4日、東京YMCA東陽町ウエルネスセンターにおいて、チームトーナメントを開催しました。

3日(土) 交流会&懇親会

普段はそれぞれ別のクラブでラケットボールを楽しんでいたり、大会のエントリークラスが違ったりすると、なかなか一緒にコートに入ることや、お話しを通して交流を持つことが難しいですよね。

そこで今回、皆様にラケットボールの輪を広げてもらえたら…と願いをこめて、大会初日にIRTジャパンとして初の試み「交流会」と「懇親会」を企画しました。

交流会は初級者からベテランまで、総勢40名程(スタッフを含む)の皆様に参加いただきました。

(写真をクリックすると拡大表示します)

普段見ることのないダブルスペアが誕生していたり、ガチンコシングルスの申し出もチラホラ見かけたり…と、試合とは違った和やかな雰囲気の交流会となりました。

いつも同じメンバーでの練習ですとマンネリ化してしまいがちですが、クラブやレベルの垣根を越えた交流会は良い刺激になるのではないかと思います。

夜の部「懇親会」はYMCA近くの中華料理屋さんで約2時間の飲み放題&食べ放題!

それぞれのテーブルで盛り上がっており、私自身も普段あまり接する機会がない方々とお話して楽しむことができました。

清水プロによるヒッティング/クリニック

交流会では清水プロによるヒッティングと、ビギナー~Bクラス対象のクリニックを行いました。

2回行われたクリニックは毎回10名以上の参加、ヒッティングは早々に予約枠が埋まるという大盛況でした。

クリニックでは球出しを行いながら打ち方の基本レッスン、ヒッティングでは清水プロとのシングルスを通して個々にアドバイスをもらいました。

皆さん、本当に真剣な表情で清水プロの話に耳を傾けていたのが印象的でした。

4日(日) 団体戦&Cクラスシングルス

なんといっても団体戦の醍醐味は『チームで勝つ!』というところ。

シングルス2試合・ダブルス1試合(各11点先取)の合計得点で勝敗を争うので、各々の試合の「1点」がチーム勝敗を大きく左右します。

一緒に戦う仲間がいるから心強い反面、「1点」のプレッシャーが大きくのしかかります。

また、Cクラスシングルスは実力が拮抗することが多く、長く続くラリーが見どころ。

本人はドキドキしながらの試合だと思いますが、応援席は非常に盛り上がりますね。

←今大会参加の最高年齢ペア
お二人ともなんと70over!!
 
男子Cクラスでの直接対決後に記念撮影。まだまだ若い者には負けんと若さあふれるプレイスタイルでコートを走り回り元気あふれるプレイでした。

超ベテランプレーヤーの参加あり…学生チームあり…と、団体戦は多種多様なチームに参加いただきました。

団体戦では事前にオーダー表を提出しますが、どのチームも本当に真剣そのもの!

どちらかというと、女性陣のほうが鬼気迫る面持ちで作戦を練っていました(笑)

いやいや…勝負ですから当たり前ですね!

男子は準決勝1点差で相手チームを下した「0120 おいぞー」。このまま優勝かと思われましたが、安定した実力をもつ「ふとっぱら」が優勝となりました。

女子決勝は両者ベテラン揃いの対決となりましたが、「LadyBaba」がパワフルな試合展開で「teamファイヤー」を下し、優勝となりました。

Cクラスシングルスは、男子4名・女子3名による総当りリーグ戦です。同じレベルだからこそ負けたくない気持ちが、熱いゲームにつながっていくのでしょう…。

11-11-9点の2セット先取ですが、シーソーゲームが続き1時間を越えるゲームも発生! 更に女子においては全員が1勝1敗で並ぶという混戦となりました。

男子OPENクラス結果

優勝:ふとっぱら(川端博志・渡邉貢一・佐々木亨・嶋倉成利)
準優勝:0120 おいぞー(勝又正行・大沼裕城・越川勝成・及川一重)

女子OPENクラス結果

優勝:LadyBaba(笠野優子・高井美子・浅利裕子・古田千鶴子)
準優勝:teamファイヤー(大越裕代・関口美佐江・中島滋子・宇野信子

男子Cクラス結果


優勝:土屋雄二(ティップ宮崎台)
準優勝:吉留慎吾(ティップ宮崎台)

女子Cクラス結果


優勝:笠原なお美(IRT JAPAN)
準優勝:北村永(ティップ大泉)

清水プロによるヒッティング、エキジビジョンマッチ

団体戦・Cクラスシングルスの合間にも前日同様、清水プロによるヒッティングが行われました。

1コマ10分という限られた時間でしたが、ヒッティングの合間にアドバイスを受け、有意義な時間を過ごせたのではないかと思います。

ヒッティングの後はエキジビジョンマッチ(ダブルス)を行いました。

対戦カードは《清水・廣林vs佐々木・嶋倉》。

センターコートでの激しい打ち合いに、会場にいた誰もが目を奪われたのではないかと思います。過去10度の全日本ダブルスを制した清水プロの動きは圧巻でした。

各種ブース

今大会もPKウエスト様、メイク・ア・ウィッシュ様より出店いただくことができました。

団体戦だったこともあり、当日PKウエスト様のブース前でお揃いのTシャツを購入する方も見受けられました。

新作のラケットやグッズについても詳しく相談にのってくれるので、大会のときに出店があると本当に嬉しいですよね。

またメイク・ア・ウィッシュ様のブースでは通常の販売品に加え、蕎麦の実を使ったクッキーの販売もありました。

私もあとで頂いてみましたが、とっても美味しかったです♪

恒例!ジャンケン大会

閉会式での恒例となりましたジャンケン大会。
今回の景品もすごかった…。
PKウエスト様からの協賛品の目玉は、ニューモデルのラケットバッグ!

そしてメイク・ア・ウィシュ様にご協力いただいた方から抽選で2名、折りたたみ自転車!

ジャンケン大会で勝ち抜いた方、抽選で選ばれた方、皆様おめでとうございます!(^o^)/
(自転車を軽々と持ち上げてしまう私の相方…開いた口がふさがりませんでした(笑))

あとがき

今大会は交流会や大会中のヒッティングあり…と初の試みだらけでしたが、参加された皆様、お楽しみいただけたでしょうか?
気の行き届かない点も多々あったかと思われますが、何卒ご了承いただけますと幸いです。
我々スタッフは今回の反省点を活かし、次大会・イベントがより良いものになるよう努力して参ります。

最後に、東京YMA東陽町ウェルネスセンター様、㈱PKウエスト様、メイク・ア・ウィッシュ様、㈱明治様、参加いただきましたプレーヤーの皆様、本当にありがとうございました。

(文:IRTジャパン 井川恭子)