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イベントレポート

「第22回ジュニア世界選手権大会」レポート(4)

掲載:2010年11月19日 更新:2010年11月28日

11月17日(水)

(写真をクリックすると拡大表示します)

 ペトラム行きのシャトルバスのメンバーは偶然にも初日にダブルスをしてくれたアイルランド選手、男子ダブルスのパートナー:カーティス選手、カナダのコーナー、クリス選手とそのファミリーetcでした。そしてドライバーは運転手は昨日と同じお話好きなおじさんでした。アイルランドは季節を通して降水量が多く、カナダの冬はマイナス40度まで気温が下がるそう。マイナス15度くらいまでは雪が降るけれど、それ以下になるとあまり雪が降らないとか(by カーティス)。さむそ〜

 バックウォールがガラス張りのコートA・Bは隣合わせになっています。

 アイルランドペアとホンドラスペアのダブルス戦が行われていました。

男子シングルス16歳以下 第3試合目

 男子シングルス16歳以下 第3試合目。対戦相手はアルゼンチンの Franco Capandegui 選手です。昨日のダブルス戦に引き続きガラスコートでの試合(今回はBコート)になり、櫻井選手の試合が再びインターネットでライブ放送されることになりました。またまた慌ててIRTジャパンのスタッフメールでお知らせのメールを発信。自分の試合がネットで流れることを知り「緊張する〜」と連発していた櫻井選手でしたが、プレーが始まると、昨日に比べて動きがとても軽やか。試合前に坂本コーチの指導のもとウォーミングアップを十分にした成果が出ているようでした。

 1セット目から激しい打ち合いが続き、スコア15−14で櫻井選手の勝利。見ていた私も身体に力が入ってしまいました。勢いに乗ったまま2セット目をゲットできるかと思いきや、相手も粘り12−15でセットを落とします。試合はタイブレークカー。ネットを通して見ていた皆さんは、祈るような思いで試合を見ていたのではないでしょうか。3セット目はFranco 選手のペースで試合が進みスコアは5−15。結果は(14)、12、5で 櫻井選手が破れましたが、とても内容の濃い試合だったと思います。

 後で分かったのですが、昨日のダブルスの試合に引き続きガラスコートで試合ができたのは大会のトーナメントディレクター ギャリー氏の計らいであったことが分かりました。ギャリー氏は自らトーナメントデスクに入り、選手の受付、試合の割当、シャトルバスの管理等 今大会をサポートしてくれています。ギャリー氏本当にありがとうございます! ガラスコートに試合を割当てくれたのはギャリー氏でしたが、試合時間が日本時間のお昼と出勤前の7時だったのは運がいいとしか言いようがありません。櫻井選手はラッキーですね♪

男子ダブルス18歳以下 チャレンジャーカップ 3試合目

 男子ダブルス18歳以下 チャレンジャーカップ 3試合目:対戦相手はコロンビアのジュアン/ ジョシュアペアです。櫻井ペアのペースのまま試合が進み、2−0で勝利。スコア:3、5
ダブルスは3勝0敗です。おめでとうございます!!!

 試合終了後、ヒルトンホテルの1室でミーティングが行われました。参加したのはIRFの会長、キース・カルキンス氏を始め他のIRF 役員 / スタッフ、各国のラケットボール連盟の会長、各国の代表者やコーチで、私と坂本コーチも参加してきました。ここでは大会運営についての意見交換、来年の世界ジュニアの開催地と日程についての話合いが行われました。

 IRF会長 カルキンス氏の奥様。とても気さくな方で参加者をもてなしてくださいました。

 坂本さんの両側にいらっしゃるのはどちらもアメリカのトムさん。向かって右側のトムさんはガテマラのコーチをされています。

 ミーティングの終わりに、ARFの会長であるDr.チョウより3色のペンセットを頂きました。このペンセットは各国のコーチ、代表者、参加選手全員に配布されます♪ (文:イイダ)