2009年4月17日(Fri) 19:18
2009 エクテロン ワールド チャンピオンシップ
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いよいよ来週4月24日からカリフォルニア州 ストックトンで、今期最後の女子プロツアーとなるWPRO エクテロン ワールド チャンピオンシップが開催されます。もちろん佐藤摩以子選手も参加が決定しています。この大会は男子プロの四天王と呼ばれたジョンエリス選手が主催する大会で、またジュニア世界チャンピオンでもあるホセ選手のホームコートでもあります。
私はこのストックトンのシェープ スポーツクラブで行われたWPROツアーに2005年1月(大会1月28日〜30日)に参加しました。
まだこの頃は、ホセ選手も幼さがありましたが今ではトップランカーをも脅かす存在に成長しましたね。そしてポスターを見ても、この頃はまだIRTがRCOだったのですね。それに日本からスポンサーとしてニコンさんがついてくれていました。 日本からこうした世界の大会にスポンサーつけるなんて凄いことでした。 ニコンさんをスポンサーにつけるにも大変な労力があったことを覚えています。 今をしても本当に感謝です!
この大会男子オープンで14歳のホセ選手ともう一人、ホセ選手より強いと言われた15歳のイスマエル選手がIRT-JAPANの箱石代表の目に止まり、日本で開催された5タイトルズに招待されました。 こうやって日本のラケットボールをどうにか盛り上げようと頑張っていました。
そして、この大会で私は世界チャンピオンのクリスティー・ヴァン・ヒスと対戦しました。オーソドックスなプレースタイルのクリスティー、コートの使い方が上手くて、前後左右に動かされました。 私はというと、フォアハンドで何とか得点に結びつけたいので、フォアからのクロスパスショットへの展開へとボールを運んでいましたが、クリスティー選手の動きの良さにどんどん攻撃のポイントを削られていく思いがしていました。 途中、いいペースで得点できた時、すかさず、クリスティー選手がタイムアウトをとり、そこから流れが変わった様に思います。 (このとき、観客の方の拍手や椅子をたたく音、手を叩く音が聞こえて、応援して頂いたのがわかったので、すこく心の励みになったのを覚えています。) 試合はそのまま3−0で終わってしまいましたが、私にとっては、膝の痛みを忘れるほど、人生の中で一番出し切った試合となりました。 負けたけど自分自身のベストバウトでした。
この年、初の海外試合で参加した佐藤摩以子選手は、ジョーシャタック選手と初の対戦をしています。初めての海外遠征でいつもの動きがでてきません…。 ジョー選手のコースをつく展開に、摩以子の足がついてこない。
そのまま、ジョー選手のペースで試合が終わリました。
しかし今後、摩以子はジョー選手と3度対戦して3勝1敗で勝ち越すことになります。
今期、WPROツアー最後となるグランドスラムに出場する、佐藤摩以子選手に暖かい応援をよろしくお願いします☆☆☆