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環境・社会貢献活動

4月25日、東日本大震災被災地支援活動レポート

掲載:2011年5月20日 更新:2011年8月9日

第1弾 東日本大震災被災地支援活動 活動報告

日 時 2011年4月25日(月)
場 所 宮城県岩沼市岩沼ビッグアリーナ 被災者 200名
支援活動責任者 IRTジャパン副代表:佐々木 亨
参加者 IRTジャパン代表:箱石/同理事:廣林・嶋倉/同スタッフ:宇野、伊藤
サポート うさぎ屋:河内山代表
企画構成 IRTジャパン副会長:山内/同理事:笠原/同副代表:飯田
救援物資 (1)中学生未満の被災者12名への自転車提供
(2)作り立てのお団子と温かい飲み物の提供
(3)明治製菓様からのご提供品の配給
(4)ASP代表明田様を主導とする関西シングルス参加者様からのご提供Tシャツ70枚の配給
(5)IRTジャパンスタッフ兼任株式会社宇サブロー代表取締役、幸寺様からのご提供
オピタノブランド・ウエストポーチ38個の配給
資金協力 アジアラケットボール連盟(ARF)代表 Dr.チョウ会長 主導
第1弾支援活動のご協力、総額約250,000円
※資金提供者の詳細は別紙にて、後日ご紹介いたします。

活動レポート

 2011年4月15日、国際ラケットボール競技団体IRTジャパンとアジアラケットボール連盟ARF主導のもと、東日本大震災、被災地支援活動がスタートしました。活動の第一弾として、津波の被害を受けた宮城県岩沼市へ出向くことになりました。東京より車で約5時間の距離です。

 第一弾のチームリーダーは、仙台出身で被災者でもある佐々木亨IRTジャパン副代表が担いました。震災後1ヶ月以上も、自衛隊と共にボランティアで復旧活動にあたりました。 佐々木副代表は多数の避難所を歩き回った中で、援助が余り届いていない避難所を確認しました。リサーチの必要性は、多数の企業や団体のボランティアが物資を送るのですが、それを避難所側が適切に配布できなかったり、必要のない物まで届き、活用されないケースが多発していたためです。物資は、マスコミに取り上げられる極端に被害の大きい被災地だけに集中し、400以上あるすべての避難所の中には未だに不足している避難所も多数ありました。そのような状況でしたので、IRTジャパンでは、リサーチを行った上で、被災地の方々に必要とされる支援を目指しました。1つの流れとしては赤十字などの大きな団体に義援金を寄付する個人や企業も多く、それはそれで素晴らしいことです。ですが、赤十字のような大きな募金団体には様々な問題もあることを鑑み、募金団体への寄付ではなく、実際に出向く支援活動を決めました。支援する側の気持ちが現地に届くこともあり、一番ではないかという判断からです。佐々木副代表のリサーチからIRTジャパンでは、二度の緊急役員会議を行い、宮城県岩沼市に決定しました。活動をする上で重要な部分は心と行動ですが、実際に活動する上で必要不可欠になるのが資金であることも確かです。役員を中心として義援金の確保に努める中、海外からも多数の温かいメッセージを頂きました。韓国を本部とするARFアジアラケットボール連盟Dr.チョウ会長から多額の義援金を送って頂きました。大きな被害を受けた日本の被災者のために海外のラケットボール団体からの義援金は、言葉にできないほどの感謝と同時に、同じ競技の発展に取り組む仲間として強い勇気を頂きました。

 責任者の佐々木副代表の避難所でのリサーチから、被災者の希望としては第一位が自転車とのことでした。そこでまず、早急に通学で自転車を必要としている15歳以下を対象とさせていただき、現地のスタッフの協力のもと、必要台数と個々の自転車サイズ、そして防犯登録に必要な住所を調べてもらいました。その調査から、第一弾として「自転車12台」を送ることとなりました。自転車の調達は箱石代表と佐々木副代表が行いましたが、1台1台サイズや形等を吟味した上で、防犯登録に加入後、現地に運びました。

 また、せっかくの活動なので食料も何か協力できればと考えて、他のボランティア団体と重らないようにリサーチし、3時のおやつとして「団子と温かい飲み物」を用意することにしました。団子は仙台の老舗「うさぎ屋さん」の協力のもと、良質なずんだ、あんこ、みたらし、胡麻の4種類を用意して、一人ひとりに好きなものを2本選んでもらうかたちとしました。さらに、活動に賛同しご協力を頂いたのが、ASP代表の明田様を中心とする関西シングルス参加者の皆様から届いたTシャツ70枚、IRTジャパン主催大会にもご協力を頂いている明治製菓様より段ボール12箱分のお菓子とキャンディー、IRTジャパンスタッフでもある株式会社宇サブロー代表の幸寺様より、自社製の高級ブランド、オピタノのウエストポーチ38個が提供していただきました。

 皆さまのお気持ちがラケットボールと言うスポーツを通じて、被災者の救援活動に協力できることは、本当に素晴らしいことであり、スポーツに本来あるべき姿だと感じました。

 第一弾のスタッフのジャンパーには、IRTジャパンとARFのマークが背中に入り、また提供する12台の自転車にはIRTのステッカーとARFのステッカー(韓国国旗入り)が貼付けられました。

それぞれの車にはIRTジャパンとARFのステッカーが貼られています。早朝からうさぎ屋さんの皆さまに頑張っていただきました。

用意されたお団子400本が岩沼市ビックアリーナへ出発となりました。うさぎ屋さんのある場所の近くまで津波が来ていたとのことでした。

宮城県岩沼市岩沼ビッグアリーナには、200名の被災者がいらっしゃいます。ここにいらっしゃる方々は、津波によって完全に家をなくされた家族対象の避難所です。車から荷物を降ろし、まずはテント横にお湯をわかす準備をしました。

準備が整い、館内放送が流れてお団子と温かい飲み物のサービスが始まりました。「がんばろう東北!」は関西シングルス参加者の方々からの温かいメッセージです。

一人ひとりに好みのお団子セットとお茶、コーヒー、ミルクティーの温かいお茶を配りました。

脇に設置したオピタノブランドのウエストポーチは瞬く間になくなりました。関西シングルスのTシャツも「生地がいい」と喜ばれ、早い段階で全てなくなりました。

車から提供品の自転車が降ろされはじめ、下校した子供たちが集まってきました。自転車はサイズ順に館内に運ばれて、贈与式の準備が始まります。

1台1台の自転車には防犯登録のステッカーと、アジアラケットボール連盟とIRTジャパンのステッカーが貼られました。贈与式後、韓国国旗のついたステッカーを見て、父兄の方々から「感動しました」と言葉を頂きました。

館内放送が流れ、父兄や子供達が集まる中で贈与式が始まりました。まずは箱石代表と佐々木副代表から、この活動に至った経緯が説明されました。この自転車は韓国のラケットボール球技に携わる皆さまのご協力から届けられた義援金により、提供された物であることが説明されました。

子供達は大はしゃぎでした。そしてそれを見ていた父兄やおじいちゃん、おばあちゃんも「子供達の喜ぶ顔が見れて嬉しい」と話してくれました。

贈与式に間に合わなかった子供達には下校後すぐに、自転車が提供されました。右はスタッフ全員での写真です。合計7名のスタッフで第一弾の活動が行われました(もう一人はカメラマン)

明治製菓様ご協力の提供品は、数が多かったので現地の担当者に分配して頂きました。子供たちからは「早くちょうだい!」とねだられていました(写真・左)。右は急きょ作ったARF&IRTスタッフジャンパーです。

 最後になりますが、震災直後である今は被災者に対する支援が活発です。ですが、時の経過とともにメディアからも、人の心からも離れていってしまいます。被災者にとっては、これからが本当に長くて辛い戦いです。私たちはスポーツを愛する一人の人間としてこれからもできる限りの協力を続けて参りたいと思います。

おまけ

 おまけです。下記をご覧ください。

 これはこの度の活動スローガンとして、IRTジャパン役員会議の中で間違えて出てしまった一句です。ラケットボールプレーヤーでなければ理解できない高度かつ、斬新な合い言葉ですが… まさか現実の形にされるとは誰も思いませんでした。形になった以上は仕方ないので、勇気あるIRTジャパン女性役員の新車に貼らせてもらいました。

数日経って、周囲の視線に耐えられなくなったIRTジャパン女性役員は、剥がそうとしたようですが、余りに強い粘着に敗北してしまい下記の形だけとなりました。

ご覧いただき、ありがとうございました。