ARF
ARF
IRT Tour
The Ladies Professional Racquetball Tour (LPRT)
KRF
ASP

イベントレポート

「第22回ジュニア世界選手権大会」レポート(6)

掲載:2010年11月24日 更新:2010年12月1日

11月19日(金)

(写真をクリックすると拡大表示します)

 昨日、駆けつけてくれた箱石代表と水野さんとスペクトラムの前で。水野さんは大会開場の視察と撮影隊として来てくださいました。

スペクトラムの駐車場でガットを張り。さすが、アメリカ! 斬新なアイディアです。

 沢山の人がわざわざ出向いてくれた箱石代表を暖かく迎えてくれました。トーナメントディレクターのギャリー氏との一枚。

 IRF会長 カルキンス氏もにっこり。

 2005年の5タイトルズに参加してくれた ホセ・ロハス プロも開場に来ていました。

 既にご存知の方も多いかと思いますが、ホセプロはアンディー ・ホーソンプロの8位に引き続き現在IRT 世界ランキング9位の実力を持つ選手です。来日当時はわずか14歳だったホセ 選手が成長し世界のトッププレーヤーとして活躍しているのはとても嬉しい事ですね。機会があったらぜひまた来日したいと言ってくれました♪

 ジョン・エリス プロを発見!! アメリカチームのホセ・ディアス選手の応援に来ていました。ジョンプロの前で話を聞いているのがホセ選手。ホセ選手はIRF世界ジュニアランキング3位。

 ホセ選手は今月頭に開催されたジャパン国際に参加してくれたメキシコのダニエル選手と男子シングルス16歳以下で対戦中。ジャパン国際で素晴らしいプレーを見せ見事優勝したダニエル選手はホセ選手を相手に苦戦していました。勝敗の決めてはジョン プロのホセ選手に対する的確なアドバイス。2−0でホセ選手がダニエル選手を破りました。あのダニエルを破るジュニアがいるとは驚きですね〜。スコア:9、14

 この後、ホセ選手は決勝でマルコ・ロハス選手と対戦。マルコ選手は2005年に5タイトルズに参加してくれたホセ・ロハスプロ(IRT世界ランキング9位)の弟でIRF世界ジュニアランキング1位の実力を持つ選手。ホセ選手は2−0でマルコ選手に破れます。スコア:8、6

恐るべしロハス兄弟!

 コート前と2階のスペースはダニエルとホセ選手の観戦客で満員。試合終了後、ジョンとあいさつすることができました。ジョンは「つい数日前に2006年の5タイトルズのDVDを家で観たところだったよ」と笑顔で話してくれました。グッドタイミング!

 IRT世界ランキング3位のロッキー・カーソン プロも開場に来ていました。子ども達も可愛いかったです♪

 ベスト8を掛ける試合が行われているため、開場はいつもに増して人々で溢れています。写真の奥行きを見ればコート数の多さがわかりますね!(2階の様子)

 カナダの子どもたち。右はコビー選手の従姉妹のアレキシサス!カナダでは敵無しの少女!10歳!(お父さんが日本人)、その隣の小さい少女はコーナー(日本名「哲」)選手の妹はるかちゃん(お母さんが日本人)、左二人は生粋のカナディアンジュニア選手!カナダジュニア選手は試合が終わってもカナダ国旗シールを貼って勝ち残りの選手を応援していました。みんなとっても仲良しです。

男子ダブルス18歳以下 チャレンジャーカップ

 いよいよ櫻井 / カーティスペアの男子ダブルス18歳以下 チャレンジャーカップの試合が始まりました。

 対戦相手は16日に対戦したカナダのマフュー / ニコラス ペア。前回は2−1で勝利していますが油断は禁物。1セット目、櫻井選手がバック、カーティス選手がホアー側のコンビネーションで試合を進めますが調子が出ないまま終了。これまでの試合同様に、ゲーム間の度に坂本コーチが櫻井ペアにアドバイスをします。2セット目はポジションを替えて、櫻井選手がフォアー側のポジションに変更。1セット目にミスが目立った櫻井 / カーティスペアでしたがここでペースを掴みセットを取り戻します。試合はタイブレークに持ち込み。

 3セット目、2ー9でマフュー / ニコラス ペアがリード。サーブが櫻井 / カーティスペアに移りカーティス選手のサープで4−9まで追い上げます。ここでサーブが櫻井選手に移り、櫻井/カーティスペアの攻撃開始。勢いに乗った櫻井 / カーティスペアの攻撃に焦ったマフュー / ニコラス ペアはセットアップさせないように左右の壁を使って回すショットでのリターン作戦を試みますが櫻井 / カーティスペアの勢いを止めることが出来ません。櫻井選手のサーブが始まった4点からサイドアウト無しでそのまま11点まで追い上げた試合はお見事!!! 前回の試合同様、櫻井 / カーティスペアが2−1でマフュー / ニコラス ペアを破ります。

 櫻井選手が帰国するため、明日の大会最終日(21日)に行われるダブルス戦を棄権することになりますが、今日の試合を含めて5試合全勝利しているため、現時点で男子ダブルス18歳以下 チャレンジャーカップ優勝が確定! カーティス選手は男子ダブルス18歳以下 チャレンジャーカップにも参戦しており、21日に行われたカナダのマフュー・グランドマエ選手との決勝で勝利し見事優勝を果たしました。カーティス選手は金メダルを2個獲得しました。櫻井選手、カーティス選手おめでとうございます!!

 二人でTシャツの交換をしました♪

 ダブル戦終了後、ドミニカラケットボール連盟会長のラファエル氏よりインタビューを受けます。

 インタビューの内容は、櫻井選手のバックグランドや大会に関する印象や感想、坂本コーチには今年8月に韓国で行われた世界選手権に参戦しての感想、代表の箱石には今大会についての印象や日本においてのジュニア育成などについてでした。

 カナダのコビー選手にも日本名の入ったTシャツを渡すことができました。

 皆さんにお別れを告げて、スペクトラムを後にしました。

 全ての試合が終了したのでホテルの近くにあるショッピングモールに行きました。櫻井選手はターゲットでお土産探し。

 モールの中にはメリゴーランドもあります!

 ロサンゼルス最後の夜はホテルの近くにあるジャパニーズ・チャイニーズ・ビュッフェレストランZENで祝賀会♪

坂本コーチは何を選んでいるのでしょうか??

(文:イイダ)