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イベントレポート

「第22回ジュニア世界選手権大会」レポート(3)

掲載:2010年11月18日 更新:2010年11月28日

11月16日(火)

(写真をクリックすると拡大表示します)

 大会3日目になりました。スペクトラムは相変わらず沢山の人で賑わっています。コート22面中、バックウォールがガラスでできたコートが3面。その他のコートは全て壁になっているので試合観戦は2階からになります。

 トーナメントデスクはチェックインをする選手、自分の試合の順番を確認する選手でいつも溢れているためスタッフは大忙し (^^;) でも、カメラを向けると手を休めて笑顔で答えてくれます。

 E-FORCE のティム・ドイルとのツーショット

 IRT 世界ランキング5位のクリス・クラウザープロとの一枚。櫻井選手、もうちょっと笑顔の方がいいかも (‘ e’)

男子シングルス16歳以下 2試合目

 男子シングルス16歳以下 2試合目の対戦相手はエクアドルの Sebastian Pena選手。1セット目、櫻井選手が11点まで追い上げたもののセットを落としてしまいました。2セット目は実力を発揮出来ないままゲームオーバー。スコアは11、5。ダブルスで挽回して欲しいところです!

 カナダのジュニアナショナルランキング1位の実力を持つ コビー・イワアサ選手(14歳)。コビー選手のお父さんはカナダ在住の日系三世で、ナショナルチームのコーチでもあります。コビー選手は男子シングルス14歳以下の初戦でニカラグアの選手と対戦し2ー0でストレート勝ち。前回のレポートでご紹介したコーナー、クリスティ選手に続き日系選手の活躍が楽しみです。

 コビー選手の家族の皆さんもカナダから応援に来ていました。手前からおばあちゃん(日本語を話されます)、後ろ右からお父さん、お母さん(ラケットをするそうです)、従兄弟のアレキシス(10歳)、アレキシスのお母さん。従兄弟のアレキシスはシングル10歳以下 に参加しています。

 おばあちゃん情報によると、コビーは学校へ行く前の2時間をラケットボールの練習に費やしているそう。今大会中も毎朝7時(試合は8時から)に会場に来て練習をしているとか。やはり実力のある選手の陰には努力があるのですね。コビー選手は来年北海道に来る予定があるとか。日本に来たら是非ラケットをしたいそうでうす。本土にも遊びに来て欲しいですね♪  コーナー選手同様、日系カナダ人の選手+来日予定!? 本当に驚きです。

男子ダブルス18歳以下 チャレンジャーカップ 第2試合目

 お待たせいたしました。男子ダブルス18歳以下 チャレンジャーカップ 第2試合目のご報告です。対戦相手はカナダの マフュー/ニコラスチーム。

 試合開始が予定時間より大幅に遅れ、少々待ち疲れ気味になっていたところに、櫻井選手の試合がコートAだとういうコールが入りました。コートAはバックウォールが壁になっているコートです。コートAの試合はインターネットを通して世界にライブ放送されると聞き、慌ててIRTジャパンのスタッフメールを流しました。皆さんの中で既に櫻井選手達の試合をライブでご覧になった方も多いのではないでしょうか。

 1セット目は二人とも力が入り過ぎたのかミスショットが目立ち10点まで獲得したものの追いつかないまま終了。2セット目は相手を5点で押さえて圧勝。試合はタイブレイクに持ち越しです。櫻井選手のチームがペースを掴み、相手チームのミスが増えます。シビアな表情のカーティス選手にも笑顔が浮かぶようになり、ぎくしゃくしていた二人のプレーがいい感じになってきました。結果は(10)、5、9で櫻井チームの勝利!!

 見ていて緊張しましたが、とても楽しい試合でした。お互いにプレーを知り尽くしているカナダ選手達の中に入ってのプレーは櫻井選手にとってかなりプレッシャーだったことと思います。櫻井選手、お疲れさまでした!!

 日本時間のちょうどお昼時間に試合が始まり、その試合がライブ中継されたことに驚きました。タイブレイクで勝利した試合を多くの方に見て頂いて本当に良かったです (^^)/

 櫻井選手のダブルスの試合終了後、スペクトラム会場から車で5分程離れた韓国レストランへ移動し、ARF会長のDr.チョウ主催の話し合いに参加してきました。ミーティングにはARFの会長を始め、IRFの役員と各国のラケットボール連盟の代表の皆さんが集い、私は箱石代表の代わりに参加させて頂きました。話し合いの内容は来年の世界大会の日程等についてのものでした。英語とスペイン語が飛び交いインターナショナルな会合でした。(文:イイダ)